人工内耳・きこえのセンター (じんこうないじきこえのせんたー)
対象医療と治療方法
患者さん・ご家族へ
▷会話を聞き返すことが増えた
▷テレビや電話が聞き取りにくい
▷騒がしい場所でことばが分かりにくい
▷補聴器を使ってもことばがはっきりしない
▷高度難聴・重度難聴を指摘された
▷小児の難聴、先天性難聴が心配
医療関係の皆さまへ
▷補聴器装用下でも語音明瞭度が不良な症例
▷平均聴力70〜90dBで補聴器装用下語音明瞭度50%以下
▷両側90dB以上の重度難聴
▷進行性難聴、遺伝性難聴、内耳奇形が疑われる症例
▷人工内耳適応の判断に迷う症例
診療の流れ
人工内耳手術のイメージ
人工内耳本体は耳の後ろ上の皮下に植え込みます。本体から延びる電極が蝸牛の中にある聞こえの神経を直接刺激します。
人工内耳のしくみ
▷体外装置が音を拾い、信号に変えます。
▷人工内耳本体が電気信号へ変換します。
▷電極を通じて蝸牛内の聴神経を刺激します。
▷残存聴力(元々残っている聞こえ)を可能な限り温存する術式(正円窓アプローチ)や投薬を行います。
小児難聴・若年性難聴と遺伝子診療
小児難聴や若年発症の難聴では、難聴遺伝子検査を検討することがあります。
▷遺伝子検査により、難聴の原因の手がかりが得られることがあります。
▷今後の経過、合併症の可能性、治療方針の参考となる情報につながる場合があります。
▷臨床遺伝専門医の資格を持つ医師による遺伝カウンセリングを行います。
▷患者さん・ご家族の意思決定を支援します。